執筆者:元井章智
健康食品・サプリメントの分野で、高い注目を集めるアガリクス製品は、国内外に多くの愛用者がいます。
それと比例して市場には、専門メーカー以外にも多種多様なサプリメントを製造する企業やメーカーが扱う、さまざまなアガリクス製品が多く並びます。そのため「どの製品を選んだら良いのか戸惑ってしまう」という消費者の声をよく耳にします。
同じアガリクス製品とはいえ、品質や安全性や有用性などに関しては、メーカー・企業によって大きく違い、その中から品質の良いアガリクス製品を選ぶのは至難の業です。弊社の「キングアガリクス100」は、ブラジル産露地栽培アガリクス=「キングアガリクス」を100%使用して製品化しています。
ブラジルで露地栽培により収穫したアガリクスは、「最も天然に近いアガリクス」と称賛される希少価値の高いものです。アガリクスの品質を見極めるためには、この産地や栽培方法などで異なるアガリクスの特性を知っておくことが大切です。
弊社「キングアガリクス100」のパワーを実感していただくためにも、アガリクス製品の選び方のポイントを解説していきます。
健康食品・サプリメントとして人気のあるアガリクス製品ですが、実は、国内の一般病院やクリニックなどで行われている、補完代替医療の分野でも多くの支持を集めています。
厚生労働省の助成金を活用して行われた調査によれば、補完代替療法として利用されているサプリメント・健康食品の中で、アガリクスが60%以上と最も多くの支持を集めました。ちなみに、アガリクス以下は、プロポリス28.8%、AHCC7.4%、漢方薬7.1%という結果でした。
補完代替療法の分野でも利用されているアガリクスは、和名をヒメマツタケ(俗名:カワリハラタケ)といいます。学名は「アガリクス・ブラゼイ・ムリル(Agaricus blazei Murill)」と「アガリクス・ブラジリエンシス(Agaricus brasiliensis)」、「アガリクス・サブルフェセンス(Agaricus subrufescens)」が使われています。
さて、アガリクスはもともと、どこの国のキノコなのでしょう。実はアガリクスはブラジルのピエダーテ地方に自生していた大変貴重なキノコとされ、地元の人たちは昔から「幻のキノコ」「神のキノコ」「太陽のキノコ」などと呼んでいました。
ブラジルから日本に渡ったのは1965年ごろです。それ以来、日本では、人工的なハウス栽培が盛んに行われるようになります。アガリクスの研究が実施されると、さまざまな有用性が確認されました。
それ以後、アガリクスはサプリメント・健康食品として広く知られるようになったのです。そして1990年代の中ごろ、国内の一般病院やクリニックで保険治療(主に西洋医学)をサポートする補完代替療法として多くの方に利用されるようになりました。
現在は、世界各国でアガリクス製品が製造販売されています。日本国内で流通するアガリクス製品の産地は、ブラジル、日本、中国産です。それらの製品のほとんどは、ハウス栽培によるアガリクスを原料にしています。
弊社「キングアガリクス100」は、ブラジルの大自然の下で露地栽培をしたアガリクス=「キングアガリクス」だけを使用して製品化しています。ブラジル産露地栽培を行うのは、世界を見回しても弊社のブラジル農場以外にはほとんどないといわれるほど、大変貴重なアガリクスとされています。
(ブラジルの大自然の中、露地栽培されたキングアガリクス)
(キングアガリクス100%で製品化された「キングアガリクス100」)
アガリクスの原産地でもあるブラジルは、世界最大の熱帯雨林があり、また500万種類以上もの生物が生息するといわれる世界最大河川アマゾン川を有する地です。弊社「キングアガリクス100」の原材料となるキングアガリクスは、その手付かずの大自然が残るブラジルの肥えた土壌と、澄んだ空気と水、燦々と降り注ぐ太陽に育まれてすくすくと生育していくのです。
(手つかずの大自然が残るアガリクスの原産地ブラジル)
しかし露地栽培は大変難しく、収穫量もほんのわずかしかありません。こうした経緯からも、数ある企業やメーカーがブラジルでの露地栽培に手を付けないことが分かります。
一方、日本や中国で露地栽培を行うことは現実的なのでしょうか。
日本にはブラジルにはない、厳しい冬があります。農地も狭く、農作物の栄養価は年々下がっていることも分かっていますので、露地栽培のアガリクスを育てることはかなり厳しいでしょう。
そして中国は、世界でも問題視されているPM2.5の大気汚染をはじめ、工場廃水による水質汚染、土壌汚染などと、食物を栽培する環境ではありません。さらには乾燥キノコを輸出する際、カビの繁殖を抑えるために大量のホルマリンを用いることがよく知られています。
これらから見ても、大自然ブラジルで生育した露地栽培アガリクスの品質の良さが分かります。
弊社の「キングアガリクス」は、ブラジルの大地で、一度栽培した土地は使わずに新たに開墾した地で、完全無農薬で栽培しています。多くの人の手間ひまを掛け、自然の恵みをたっぷりと吸収したブラジル産露地栽培アガリクスは、大きく太く立派に成長し、栄養も豊富です。
(ブラジルの露地栽培アガリクス農場 無農薬で栽培が行われています)
(大きく成長した露地栽培アガリクス)
一方、国内に出回るアガリクス製品の大部分は、ハウス栽培によって生育したアガリクスを使用しています。ハウス栽培は、日光を一切遮断した小屋の中で行われます。天候に左右されず常に一定の量を収穫できるのがメリットではありますが、出来栄えはどれも小さくてアガリクス本来の大きさには育ちません。
(日光を遮った人工的な環境で行われるハウス栽培)
(ハウス栽培アガリクス アガリクス本来の大きさには育たず小ぶり)
ブラジル産露地栽培はハウス栽培のアガリクスと比べると、背丈も太さもハウス栽培の5倍以上もの大きさに生育します。傘は人の顔ほどの大きさで、ずっしりとした肉厚です。栄養がたっぷりとつまっているのが手に持っただけで分かります。
(サイズの比較 左:ハウス栽培 右:露地栽培キングアガリクス)
また栄養価を比較してみても、弊社のキングアガリクス(ブラジル産露地栽培)と、日本産ハウス栽培アガリクスでは、アガリクスの主成分であるβグルカンは約1.5倍、世界的に注目されている栄養素であるビタミンDが約34倍、カルシウムが約26倍、銅は約10倍という差がありました。
市場に出回るアガリクス製品の有用性や安全性は、各企業やメーカーによる研究・開発力によって確証されるもので、どれも一様に保証されてはいないのです。そのため「価格が安いから」、「勧められたから」、「みんなが愛用している製品だから」などといった理由で、安易に購入することは避けたほうが良いでしょう。
弊社はアガリクスの専門メーカーとして、長年にわたって研究開発に注力してきました。例えば、弊社のブラジル農場で露地栽培されたアガリクスは、健康な人が通常の3〜6倍量(9g)を6カ月間摂取したところ、肝機能や腎機能への影響がなく副作用(有害事象)もないという安全性を確認しています。
この研究データは、順天堂大学医学部、東京薬科大学のグループが論文発表しています。弊社はアガリクス専門メーカーの中でも、最多の28本という国際論文を発表しています。製品の裏付けるとなるデータを持つ専門メーカーであることは、高品質のアガリクス製品を選ぶ重なポイントです。
弊社の「キングアガリクス100」はブラジル産露地栽培アガリクスを100%使用して製品化しています。産地だけでなく、栽培方法は露地栽培、製品の裏付けるとなるデータを持つ信頼できる専門メーカーかを確認した上で、品質の良い製品を購入してください。
投稿者プロフィール
元井章智
東栄新薬株式会社代表取締役社長
株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長
慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー
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