執筆者:元井章智
「生活習慣病が気になる」「手軽にバランスのよい栄養素を摂取したい」などの理由で、健康食品やサプリメントを積極的に摂取する人が多くなっています。その市場は数兆円規模ともいわれ、その人気から今ではドラッグストアやコンビニエンスストアはもちろん、インターネットでも手軽に買うことができるようになってきました。
さまざまな健康食品やサプリメントが販売されている中、とりわけ人気を集めているのがアガリクス製品です。でも、製品をよく比べてみると、その価格の違いに戸惑ったことはありませんか?
このコラムでは、アガリクスの価格の違いはどこから生じるのか、信頼できるアガリクス製品を購入するためにはどうすればいいのかを解説していきましょう。
健康食品やサプリメントで人気を集めているアガリクス。そもそもアガリクスとは、何なのでしょうか。アガリクスは、大自然が広がる南米ブラジルのサンパウロ郊外に位置するピエダーテ地方に自生していたキノコです。
ピエダーテ地方はもともと「長寿の地」として知られていました。1960年代にアメリカの研究チームによって、ピエダーテ地方の人々がアガリクスを日常的に摂取していることを発見。長寿とアガリクスとの関係が分かり、「幻のキノコ」「神のキノコ」などと呼ばれるようになりました。
アガリクスは、マッシュルームやマツタケなどと同じ、ハラタケ目に属します。学名を「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」、和名を「カワリハラタケ」「ヒメマツタケ」といいます。現在日本では、一般病院やクリニックなどの保険治療をサポートする補完代替療法としても活用されており、非常に注目を集めているキノコです。
そんな注目のアガリクスが入っている製品をネットや店頭などで見たとき、価格に大きな差があるのに戸惑われたことはありませんか?手軽に買える安価な製品から、買うのに躊躇してしまうような高額な製品まで、その差が非常に大きいことがわかります。この価格差はどこから生じているのでしょうか。
実は、アガリクス製品の価格の違いには、アガリクスの「栽培方法」と「産地」の違いが大きく関係しています。
もともとアマゾン川やその流域の肥沃な大地に象徴される自然の宝庫、南米ブラジルに自生していたアガリクス。その有用性が評価され人気が上昇すると共に、安価で大量生産を可能にするハウス栽培方法が開発されます。ハウス栽培は世界各国で栽培されるようになり、今ではブラジル、日本、中国などの国々でハウス栽培が盛んに行われています。
さらに研究が進み、ブラジル国内で非常に難しいながらも自然露地栽培も行われるようになりました。
このように、世界各地に「産地」が広がったこと、希少性の高い露地栽培と大量生産が可能なハウス栽培という「栽培方法」の違いによって、製品の価格差が生まれてきたというわけなのです。
アガリクスは主に産地や栽培方法で値段が大きく変わってくることがお分かりいただけたと思います。では、実際のアガリクス製品には、どのくらいの価格差が生じているのでしょうか?
実は、中国産ハウス栽培が最も安く、1カ月分で5,000円~20,000円程度で販売されています。中国といえば、農薬を使用した農作物やPM2.5といった大気汚染などを思い起こす人も多いのではないでしょうか。製品の安全性や信頼性を考えると、少し購入には慎重になってしまうかもしれません。
また、大量生産が可能なハウス栽培は、真っ暗な暗室で行われています。太陽光を浴びずに栽培されたアガリクスは、どうしてもこぶりで栄養価も低くなってしまいます。これでは、せっかく安く製品を買えたとしても、有用性は実感できないでしょう。
また、さらに安価な1,000~5,000円の製品も目にすることがありますが、中国産で内容成分があまり入っていない製品と思われますのでお勧めはできません。
日本産ハウス栽培の製品も多く店頭に並んでいます。それら製品の多くは、20,000円~50,000円前後で販売されています。日本の品質管理は世界でも高く評価されていますので、製品の安全性には問題はないでしょう。しかし、日本では露地栽培ができません。
暗室で育てられたハウス栽培となると、やはりこちらも栄養価が低くなってしまいます。日本産のアガリクスを使った製品の中には50,000~100,000円の価格で売られているものがありますが、明らかに価格が高すぎます。適正価格をしっかりと見極めることも必要です。
では、自然光を存分に浴びたブラジル産自然露地栽培のアガリクスを使用した製品の価格はどうでしょう。実は、ブラジルで自然露地栽培をしているのは、弊社のみです。最も多くの研究実績に裏付けされている弊社ブラジル産自然露地栽培は、過酷な自然環境下での栽培となるため収穫量も限られており、その希少性から40,000~50,000円で販売しています。
ブラジル産露地栽培のアガリクスは、サイズがハウス栽培のアガリクスの約5倍の大きさがある上、主成分β-グルカンや世界的に注目されている栄養素であるビタミンDも多く含有量しており、その栄養価の違いは顕著です。
(左:ハウス栽培アガリクス 右:自然露地栽培アガリクス)
自然露地栽培の栽培コストはハウス栽培の10倍以上かかりますが、弊社はコストを日本産のハウス栽培と同じくらいになるように企業努力しています。 希少性が高いにも関わらず、40,000~50,000円で販売できているのはここに理由があります。
アガリクス製品を購入するとき、「価格が安いから」ということで製品選びをするのではなく、どこでどのように栽培されたアガリクスを含有しているのか、しっかりと確認して製品を購入することが重要になってきます。
弊社の農場で天然に近い状態で自然露地栽培されたアガリクスには主成分であるβ-グルカン、世界的に注目されているビタミンDのほか、タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などといったさまざまな栄養成分が含まれています。
有用性を安心価格でしっかり実感するために、ぜひ弊社のアガリクス製品を選んでいただければ幸いです。
投稿者プロフィール
元井章智
東栄新薬株式会社代表取締役社長
株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長
慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー
東栄新薬では、取扱商品ごとにお問い合わせ窓⼝を設けております。各窓⼝までお問い合わせください。
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